驚いたことに50年貯蔵の焼酎です。
原酒が造られたのは1953年、昭和28年です。
昭和28年というと、なんと東京オリンピックの11年前になります。
3年前に起こった朝鮮戦争が終戦となり、NHKがテレビの放送を始めた年です。
まだ、私は影も形もありません。
そんな大昔に蒸留され、地下に埋めた甕で貯蔵し、途中、活性化を図るため12年ものの45度焼酎を加えて大切に熟成の時を重ねてきた焼酎です。
これを秘蔵の古酒と言わずにおけましょうか。
ところで、この焼酎は鹿児島では珍しく米焼酎です。もっとも鹿児島でも芋だけでなく麦焼酎なども結構、造られておりますが・・・。
さて、50年ものの焼酎はどんな味なのでしょうか。
50年も貯蔵していると量も減り、アルコール度数も45度あったものが35度になったということです。
古酒のもつ上品な薫りが立ち上り、味わいはまろやかで深い味わいです。
これはグイグイと飲むものではありません。
生かロックで一口ゞ、味わいながら飲んで頂きたい焼酎です。
「遠方より友きたる、秘蔵の酒を注ぎ、昔話に一献」。
そんな風景のために用意して置きたい焼酎だと思いませんか。
でも、遠くから来るまで飲まずにとって置けるほど、我慢強くない気もします。
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銘柄 | 万夜の夢 |
蔵元 | 田崎酒造 |
アルコール | 35度 |
蒸留 | 直火蒸留 |
原料 | 米麹 |
おすすめ | ロック |
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