いつもはお湯割りで飲みますが、夏になると水割りやロックで飲むのも美味しいです。
また、同じ焼酎でも飲み方によって味わいが違い、それぞれに飲み比べてみるのも楽しいものです。
お湯割り
鹿児島ではお湯割りで飲む人が多いです。
夏でもお湯割りで飲みます。
それもこだわりが多く、コップには先にお湯をいれないと怒られることもあります。
また割る分量もそれぞれに煩く、ロクヨン(焼酎4:お湯6)を中心にゴーゴー、逆ロクヨンなど様々です。
会社の新人は先輩方の好みを把握するのが最初の仕事なるとか、ならないとか。
お湯割りは芋の風味が引き立つ飲み方です。
ゆえに芋好きの飲兵衛はお湯割りが好きです。
グラスを手にしたときに立ち上る芋の香りと、口に含んだ時の甘味が特徴です。
25度の焼酎をロクヨンのお湯割りにすると15%程度のアルコール度数になります。
水割り
文字どおり焼酎を水でわる飲み方です。
夏には氷をうかべると涼しげで良いです。
鹿児島でも夏になると水割りの人が増えてきて、テーブルには一升瓶とお湯割りセット、水割りセットが並ぶことになります。
グラスもお湯割り用と水割り用の2種類が用意されます。
お湯割りに比べて芋臭さが減り、清酒圏の方が好む飲み方でもあります。
焼酎としては今風のすっきりとした端麗な焼酎がよく合います。
ストレート
宮崎の焼酎は20度なのでストレートで飲む人も多い感じでしたが、鹿児島では25度ですので、さすがにストレートで飲む人は少ないようです。
でも、良い焼酎が入ったときはストレートかロックで飲みたくなりますね。
当然ながら、焼酎の本来もっている風味がそのまま味わえます。
いくつかの焼酎をストレートで飲み比べるときは至福の思いがします。
ロック
ストレートでグラスの氷にそそぐ飲み方です。
最初は焼酎の味がストレートに味わうことができ、氷が解けるほどに程よく希釈されていきます。
度数の高い原酒系の焼酎などはロックでゆっくりと味わいたい焼酎です。
前割り
焼酎は度数が高いせいか、いわゆる癇をつけるということをしません。
しかし、黒ぢょかで癇をつけた焼酎は独特な味わいがあります。
その時によく用いられるのが前割りです。
実際に焼酎を飲む前日、または数日前に予め焼酎を水でわっておき、その前割りした焼酎を黒ぢょかで癇をして飲むのです。
前割りをすると焼酎と水が分子レベルで混じり合うのか、随分とまろやかになります。
銘柄によっては味わいが違ってくることもあり、ファンの間では前割りをこよなく愛する人も多いようです。
作り方は密閉容器に水と焼酎をロクヨンなどの好みの割合でいれ、数度上下逆さまにして一晩おいておけば良いのです。
ちょっと手間ですが、かけた手間以上の味の違いに驚くことと思います。
熱狂的なファンもいるようで、前割り用の一升瓶なるものもあるようです。
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